ケアマネのつぶやき:退院前カンファレンスと、おばあちゃんと、イケメン相談員と

今日は新規のご利用者さん(89歳女性)の退院前カンファレンスに行ってきました。

入院のきっかけは「大腿骨人工骨頭の再置換術」。

術後はしっかりリハビリに励まれていて、今週末には退院の予定。

今後は、訪問リハ・デイ・福祉用具レンタルを使いながら在宅生活を再スタートしていきます。

で、カンファレンスの話に戻りますが——

病院の相談員さんがですね、なかなかのイケメンでして。

白衣が似合うさわやか系、羨ましいぐらいまつ毛クリン、目の保養ってやつです(笑)

斜め前に座られると目線を奪われて、看護師さんからの話、頭に入ってこんやーん!

…と冗談はさておき、浮かれてる場合ちゃうね。

主役はもちろん、ご本人です。

ふんわり優しい雰囲気の、いわゆる「かわいいおばあちゃん」。カンファレンスでたくさんの人が集まっている中、少し緊張気味の表情。

途中、進行役の相談員さんが別件の電話対応で席を外した際、カンファレンスが中断。そのとき、私の隣に座っていた利用者さんが「また転ぶのが不安やねぇ…」と、ぽつり。

ご本人の一番の不安は、やっぱり**“再転倒のリスク”**でした。

あるある、ですよね。「家に帰って、転ぶのがいちばん怖いんよー…」って。

退院前って、「できるようになったこと」に注目が集まりがちやけど、

本人の中にはまだまだ「できないかもしれない不安」が残ってる。

そこをちゃんと拾って、安心につなげるのが私たちの役目やなあって、改めて思いました。

「大丈夫です!今日から◯◯さんのサポートチーム結成です。一緒に頑張りましょう!」って私が調子に乗って言っちゃっても、ニコニコ笑顔で「よろしくお願いします」って。めっちゃ素敵な方でした。

今回は退院直後から、訪問リハビリで生活の動線を確認→環境調整を進めていく予定です。

「まずは転ばないこと」を最優先にしながら、デイなども無理なく使えるよう調整中。

退院支援って、情報が多いし参加関係者も多いしで、何かバタバタしがちやけど、

ちょっとした不安を見逃さないことが、実は一番の安心材料になったりするんちゃうかな…

あと、カンファレンスではいろんな職種から専門用語が飛び交って、利用者さん本人やご家族が話に付いていけなくなってへんかな?そんなこともケアマネとしては確認しながら進めていかんと…

なんてことを思った一日でした。

あ、ちなみにその相談員さん、カンファレンス後に「別件で退院を控えている患者さんがいるので、また相談させていただきますね」やって。

……ええ、そりゃあもう、次回も全力で連携しに行きますよ(笑)

コメント

タイトルとURLをコピーしました